ナンテン

寄贈本文庫

赤堀洋子
句集『花の窓』

柳沢孝彦
『千曲川のうた』
『父さんの詫び状』

藤野早苗
『ヘンリー・ジェイムズのアメリカ』

三神国隆
『海軍病院船はなぜ沈められたか』

山野井泰史
『垂直の記憶』岩と雪の7章

中山嘉太郎
シルクロード9400km『走り旅』

市毛良枝
『山なんて嫌いだった』

土屋愛寿
『世界の気候総めぐり』
他、3点

 トップページ    道場日記抄    交歓会場



句集『花の窓』


目 次
 序に代えて    大坪景章
 第一章  鰤起し
 第二章  桐の花
 第三章  乗込鮒
 第四章  甘茶蔓
 第五章  神渡し
 第六章  花の窓
 詩集 『さくら』 赤堀瑞希
 あとがき

文学の森刊  2,667円

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『千曲川のうた』 



昭和20年代・30年代の郷愁の風景

も く じ
 はじめに  

 第1部
 父と母、そして家族
序 私とふるさと
① 昭和23年、農村の一年坊主
② サンタクロース、わが心の少年王者
③ あんパンと郷愁
④ 蚊帳と大洋ホエールズ
⑤ 恋の投手
⑥ 私が出会ったのっぺらぼう
⑦ 中学では野球部員であった
⑧ お茶の時間だよー
⑨ 姉の帰郷
⑩ うさぎ追いしかの山は今
⑪ 教員の子
⑫ 魔法のさかずきと父母の戒め
⑬ 母、そして父

 第2部

 旅立ち
① 昭和36年、上京
② 新しい生活
③ 昭和30年代のあのころ
④ 学生デモと五月病
⑤ 春はまだ早春
⑥ 小春日和
⑦ 昭和42年暮、帰郷
⑧ 8月のサクラ

日本文学館刊  1260円

♪ 話の概要(さわり)はこちらの「トピックス」で。

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『父さんの詫び状』



早世した長男との語らい、身辺回顧録

も く じ
 はじめに  

 父さんの詫び状
 父さんのお経
 息子と私の甲子園
 タカオ桜
 えんぴつ
 大洋と私

 遠い日
 遠い日
 ふるさとの旅
 昭島のまちは明るい(わがまち)
 月がとっても青いから
 姉と弟
 青田の涼風
 母が乗った幻の車
 寒い朝
 告白・小菅物語
 一粒百メートルのエネルギー
 日記
 青春日記
 Tさんのことー前編
 Tさんのことー後編
 クラス会
 「13」はラッキーナンバー
 「あさって」の呪い
 恋と大相撲
 泥酔始末記
 偏食
 みちのく紀行

日本文学館刊  1260円

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『ヘンリー・ジェイムズのアメリカ』



ジェイムズの<内なるアメリカ>に軸を据え、
作品の中にアメリカのたどった道のりを読み解く

も く じ
 はじめに  
 第1章  ジェイムズの目指す芸術家像
 第2章  越えられない文化の壁
 第3章  自我の飛翔を求めて
 第4章  消費社会への懸念
 第5章  ジャーナリズムとプライバシー
 第6章  アメリカ再評価
 第7章  生への希求と巨万の富
 第8章  パリから見たアメリカ消費社会
 第9章  人間関係の商品化
 第10章  再訪者の目に映る不安な情景
 あとがき  

彩流社刊  2625円

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『海軍病院船はなぜ沈められたか』

本の表紙
 オランダの豪華客船オプテンノ−ル号は、1941年にオランダ海軍に徴用され病院船となったが、すぐに日本海軍に拿捕された。日本海軍はこの船を天応丸・第二氷川丸と名前を変えて、終戦まで南洋海域で病院船として使われた。
 しかし、終戦直後の1945年8月19日未明、この船は舞鶴鎮守府の軍人13人の手で秘密裏に舞鶴沖27キロまで曳航され、爆雷を仕掛けられ海底に沈められてしまう。
 なぜ「病院船」を沈めなけtればならなかったのか。
 国際法に反した拿捕の発覚を恐れたからか。それとも、「病院船」とは偽装だったのか。
 防衛庁に残る資料にもその理由は書かれていない。戦後になって、「積荷は海軍の財宝2兆円相当の金塊」という財宝伝説が何度もマスコミをにぎわし、実際に巨額の経費をかけて引き揚げを試みたグループもあったほどだ。
 著者は、現地を歩いて関係者の証言を精力的に収集し、さらに文献を詳しく調べて、この船の数奇な運命を描く。

も く じ
 プロローグ  若狭湾の海底に眠る沈没船
 1.  スラバヤ沖海戦とオプテンノール号
 2.  マカッサルの九か月
 3.  海軍病院船天応丸
 4.  日赤第五0八救護班
 5.  天応丸、最後の航海 
 6.  極秘日誌でたどる病院船第二氷川丸
 7.  最後の航海
 8.  霧の盆地、三次の敵国人抑留所
 9.  オプテンノール号事件を追究するオランダ 
10.  幻の「財宝伝説」
 エピローグ  それぞれの戦後

芙蓉書房出版刊  2415円

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『垂直の記憶』岩と雪の7章



世界最強のソロクライマーの
クライミングの半生と未来への夢

も く じ
 はじめに  
 第1章  8000メートルの教訓
 − ブロード・ピーク −
 第2章  ソロ・クライミングの蘇生
 − メラ・ピーク西壁とアマ・ダブラム西壁 −
 第3章  ソロの新境地
 − チョ・オユー南西壁 −
 第4章  ビッグ・ウォール
 − レディーズ・フィンガー南壁 −
 第5章  死の恐怖
 − マカルー西壁とマナスル北西壁 −
 第6章  夢の実現
 − K2南南東リブ −
 第7章  生還
 − ギャチュン・カン北壁 −
 あとがき   


山と渓谷社刊  1575円

本書、および、下記の2書は「ある出版祝賀会」で披露された。
その模様はこちらへ。

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シルクロード9400km『走り旅』



伴走車もなく、一人で一万キロを走破した記録
第6回植村直己冒険賞受賞

も く じ
 序 章  突然ですが会社を辞めました
 第1章  中国シルクロードを走る
 第2章  中国の先には何があるのか
 第3章  衝撃の中央アジア
 第4章  イランの明と暗
 第5章  西洋へ続くイスタンブールへ
   帰国
   旅を終えて
   行動記録

山と渓谷社刊  1680円

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『山なんて嫌いだった』



「山に登らずに今、この歳を迎えていたら、
本当につまらない人生だっただろうと思う」

   初めての山
   運動嫌いの私が
   エベレスト・ママさん
   登山姿お披露目
   「なにが悲しくてキリマン?
   百年の時空の旅
   山に夢中
   日本の山も甘くない
   ある冒険家との出会い
   人生最大のピンチ
   八甲田と安達太良山
 3  遊びの名人
   アウトドア留学
   遊びの舞台は南の島
   山菜料理の達人
   クロカンに凝ってます
 4  自分探しの山旅
   舜ちゃんデビュー
   八ヶ岳で叱られて
   静かな北ア山行
   九重のピーク三昧
   槍ヶ岳に登った!
 5  女優と「私」
   母も山登り
   地味な女優
   自分という “おもちゃ”
   天城、原風景の旅


山と渓谷社刊  1470円

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サンシュユ