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授業風景 — 指導理念・方式・目標 — |
指導理念 | ○ 言語能力は学力の基礎 ○ 出してみて初めて分かる己のちから ○ 作文力は一生のたから |
指導方式 | ○ 個別指導 ○ 一人一人に「学習メニュー」 |
指導目標 | ○ 学力を養う。 ○ 希望を叶える。 |
○ 言語能力は学力の基礎 |
学力のバロメーターの一つは、文章をすらすら読めるかどうかということにあります。 ※「学力」は世上の論議の的になっていますが、基本的には「読み・書き・計算」の能力であると、ここではひとまずそうしておきましょう。 詳しくは「世事雑感」の『学力』の項をご覧ください。 生徒諸君はいろいろな教科を学んで、学力をつけていくわけですが、その根底にあって大部分を占めるのは「読み・書き」の力、すなわち国語力です。 ※ 多くの諸君が困っているのは、数学では文章題でもあります。 このため、当道場では、言葉に習熟することを第一義に、音読を奨励し、あらすじ・あらましを読み取る作業、すなわち、文章の要約を中心に授業を進めています。 ※ 授業といっても対話です。要約の手ほどきをしながら進めます。 要約の作業は、頭脳のよい訓練になります。言語に習熟するばかりでなく、抽象能力をも養います。 |
○ 出してみて初めて分かる己の力 |
「できない。無理だ」と思っている生徒が多い中で、当道場では達成感を味わってもらうために、少し厳しい作業を課します。作業の結果、生徒諸君は自己の新たな力を実感します。 例えば要約の作業は、説明文や論説文では段落ごとに、小説や物語では場面ごとに、50〜100字程度で要点をまとめていきます。 初めての生徒には、これは容易な作業ではありません。説明文の類では、たいていキーセンテンスを探すことから始めますが、それが分かっても、なかなかまとまった文章にはなりません。 一応、制限字数内で主語・述語などを整えた後、次の段落に進み、ひととおり段落の要点を書き出します。 途中で音を上げていた諸君もここまで来ると、一息つきます。それはちょうど、山登りでいえば頂上直下にたどりついたようなものです。 書き出した要点を概観して、要旨の把握にかかります。この段階では中心段落の見当がついているため、要旨は比較的容易にまとめられます。 すっきりまとまれば、頂上に立ったような快感を味わえます。 ただし、ほんとうの快感は、それを教科書の文章で行った場合は学校の授業においてであり、試験の結果においてです。よい点を取れば気持ちがいいのは言うまでもありません。 取ったことのない点を取れば、自分に驚くことにもなります。しぶしぶやった作業であっても、結果として自分の力を知ることになるのです。 ※ このことを最も実感できるのは英語においてです。 英語では本文訳の予習とCDによる音読を課すほか、主要文の和文英訳を(Hyper Learninng)を課します。最初はなかなか覚えられませんが、2度3度と繰り返すうちに主要文をすっかりマスターしてしまいます。 この結果、定期試験において80点、90点は容易に取れるようになります。 ※ 英語で赤点を取ってやってきた卓くんが、試験ごとに自信をつけて、大学は英文科に進んで通訳を目指しているという例もあります。 |
○ 作文力は一生のたから |
作文には中学入試、高校入試、大学入試のほか、就職試験・昇進試験などの人生の節目に出会います。また、日常生活では手紙、社会人になれば冠婚葬祭時の挨拶にも苦労します。 ※ 一般に、大学生は書くことを苦手としています。例えば公務員試験の全国模試で、読むに値する答案は2〜3%です。たいていは理屈倒れです。 このため、小学生段階から基本的に次のように指導しています。 作 文 … 事実を正確に書く。 小論文 … 事実をもとに考えを述べる。 ※「作文」については、作文ワールド「総合案内」 「作文みるみる上達記」 作文教室、…等を参照。 「小論文」については「答案百花「総合案内」 「作品展示場」の各例文 …等を参照。 |
個 別 指 導 | 四角いテーブルの一辺に先生が座り、他の三辺に生徒が2〜3人座ります。 小学生と高校生が隣り同士になることもあります。 ※ 時には奥の部屋で一人、作文を書いたり試験問題に取り組んだりしている生徒のいることもあります。 授業はすべて、対話と作業によって進められます。黒板はありません。 |
一人一人に 「学習メニュー」 |
勉強の内容は一人一人異なります。作文を書く生徒もいれば、文章の要約をする生徒、英語の予習をする生徒もいます。 その一人一人に「学習メニュー」を作ります。希望をもとに達成度を勘案して、作り上げ作りかえていきます。 定期試験時には、メニューを試験対策に切り替えます。 ※ 勉強の内容については、「講座一覧」参照。 |
作文ワールド・総合案内 Gallery(作品展示場)
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