公務員試験の小論文地方上級・国家Ⅱ種 |
○ 受講案内
○ 書き方のポイント ○ 奮闘記・朗報 |
当道場主著 |
![]() |
四六判 246ページ 945円 一ツ橋書店刊 |
「公務員試験の小論文」(作品展示場) 「答案百花」
講座案内の扉へ トップページへ
作文打出の小づち 総もくじ 作文編 国語編 小論文編 閑 話 |
傾向と対策 参考テキスト |
国家Ⅱ種、地方上級とも、こちらへ。 構成法については下記「必勝のパターン」を参照。 当道場主著『論作文の奥義』(一ツ橋書店刊) ※ 概要は、こちらで。 |
コースと回数 |
「必修コース」(4回)、「標準コース」(8回)、 「習熟コース」(12回) ◎ 目標に合わせて個別にプログラムを組みます。 ※ 1回の「お試しコース」もあります。 |
答案の送受 | 答案はEメールの添付ファイル、ファクス、または、郵便によって送受します。 道場主が直接添削指導します。 ○ リアルタイムのリアル添削 答案は到着後3日以内に添削し、講評を付けて返送します。 Eメールの添付ファイルでは「赤」の入った添削答案が鮮明なコピーで届きます。 |
受講料 | ※ 添削指導料:こちらへ。 |
お申し込み | 下記のフォーム「申込書」をご利用ください。 ご希望を確認の上、課題と答案用紙、振替用紙を お送りします。 電話や郵便でもお受けします。 |
通学案内 | 「月1回のスクーリングと添付メールによる通信添削」 こちらへ |
お問い合わせ | 電 話 (042)325−0678 (IP) 050−3030−6508 ファクス (042)325−0987 Eメール sakubun@dohjoh.com |
道場主が直接添削指導します。
作 文 | 小論文 | |||
課題作文 600字未満 |
課題作文 600字以上 |
課題について の論述 |
文章・資料の 読解と論述 |
|
必修コース (4回) | 16,000円 | 18,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
標準コース (8回) | 30,000円 | 35,000円 | 36,000円 | 54,000円 |
発展コース(12回) | 45,000円 | 52,000円 | 54,000円 | 81,000円 |
お試しコース(1回) | 5,000円 | 6,000円 | 6,000円 | 9,000円 |
※ 送信が不調の場合はEメールをご利用ください。
電話やファクスでもお受けします。こちらの「お問い合わせ」へ。
○ 国家Ⅱ種 | 資料の読み取りと論述(平成四年以来変わらず) |
○ 地方上級 | 地域振興 … ふるさとづくり、まちづくり等 社会問題 … 福祉、雇用・労働、産業・経済等 自治体行政 … 地方分権、自治体像等 時事問題 … 最近の世相、現代の若者像等 |
小論文は三段構成とする。 序 論 → 本 論 → 結 論 |
これは「新三段論法」ともいうべきもので、
最も書きやすく、また、アピール効果も高い方法です。
出題の種類 | 序 論 | 本 論 | 結 論 |
統計資料 | 資料から読み取れること | 問題点の検討・考察 | 提案・提言 |
地域振興 | 地域の現状 | 問題点の検討・考察 | 提案・提言 |
社会問題 | 社会情勢と問題点 | 問題点の批判・検討 | 判断・見解 |
自治体行政 | 行政上の問題点 | 問題点の検討・考察 | 提案・提言 |
時事問題 | 事件や状況の概要 | 問題点の批判・検討 | 判断・見解 |
『道場日記抄』より
Jul. 17.
今朝、受講について急ぎの電話があり、午後、A.嬢が訪ねてきた。
横浜市の一次試験をパスし、次の日曜・22日に論文試験があるのだという。
同じく一次をパスしているK嬢の紹介だった。
このところは国家2種試験よりも、地方上級試験の答案を見るほうが多い。
中でも、横浜市の人気が高い。
これには納得できるものがある。出題がユニークである。
例えば、「地方の反乱」とか、「『ら』抜き言葉について」とかいうのがある。
これらは道場でもよく取り上げ、例文は著書やホームページにも入れてある。
そうかと思えば、「すれちがい」などというのも出されたようだ。
柔軟性のある担当者が柔軟性のある人を求めているのだろう。
それ故に、型どおりの答案では駄目であることは言うまでもない。
発想なり、アイディアがなくてはならぬ。
ところで、A嬢によれば、その前に面接があるという。
それが明後日だということで、「面接カード」なるものをもっている。
企業のエントリーシートのようなものだ。
そのカードをその場で出して、それから面接の応答が始まるようだ。
書き込んであるのを見ると、要領を得ない。
項目のメモにも焦点が無い。これでは対話が始まらない。
これを仕上げないことには、論文試験どころではない。
このほうが日程の上でも先だ。翌日に持ち越す。
K嬢のほうはどうなのだろうか。
念のため、ファクスで送ってもらうと、書けていない。
明日は二人の「面接カード」づくりに追われることだろう。
Jul. 19.
夜、A嬢から電話が入る。面接ではスムーズに答えられたという。
K嬢のほうは、予想外の質問に戸惑ったようだ。
いずれにしても、あと3日、炎暑の中で熱い闘いは続く。
Jul.22
夜半に、A嬢からファクスが入る。力を出し切れたようだ。
発表は8月末だという。
Sep. 7
朗報が相次ぐ。
一昨日、A嬢より、横浜市の福祉職に合格したとのファクスが入った。
同じところを受けたK嬢はどうなっただろうかと思っていたところ、
昨日、厚生労働省に合格したとの電話があった。
そして、今日はR嬢(「交歓1」に登場の京都のHohohdohさん)から
愛知県警に合格したとのファクスが入った。
A嬢からのファクスは次のようなものだった。
![]() |
A嬢に最も注意したのは、「理屈をこねまわさないように」ということであった。
「あなたの考えを述べなさい」とあるからといって、考えだけを書いていては理屈に陥って、
論理が怪しくなるのみならず、説得力のないものになってしまう。
説得力をもたせるには考えに裏づけがなければならない。
そこで、練習を重ねたのは「根拠のある意見」の組み立てであった。
これはK嬢の場合も同じである。
幸いK嬢も、こちらは厚生労働省に合格したのだが、
実は、『論作文の奥義・必勝のパターン』が生み出された背景には、
国家Ⅱ種の全国模試の記述問題(小論文)の携わったという経緯がある。
この種の試験の答案には論理の通ったものはほとんどない。
合格答案といえるものは2〜3%しかなく、Aランクの答案となると1%あるかどうかである。
ほとんどが理屈に陥ってしまったり、用語の定義をしようとして行き詰まったりしている。
体験を踏まえて書けばよいのだ。
その奥義が通じて、A嬢もK嬢も持ち味が出せたのは何よりであった。
この二人の練習答案は「答案百花」に掲載してあります。