紅白桜

公立中高一貫校入試の作文

—— 書き方講座 ——

早めに練習を始めましょう間際では作文はなかなかうまく書けないので……


○ 公立中高一貫校の性格 (歴史と背景)

○ 出題の傾向(問題のパターンと出題校)
○ 演習プログラムの資料

合格答案の書き方
答案例

受講案内
○ 合格実績(合格情報

一人一人に、希望校に合わせた「演習プログラム」を作成します。これによって、着実に練習を進めることができます。文章読解のある学校を受ける場合は、早めに準備をしましょう。


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 公立中高一貫校の性格 −(歴史と背景)

高い人気  公立中高一貫校の人気が高い。例えば、都立の小石川中等教育学校は初年度(18年度)の入試倍率が12.3倍となり、いわゆる足切りをしたほどである。他の都立・区立で10倍前後、県立でも平均倍率が5倍となっている。これは、高校入試で倍率が2倍になると「厳しい」と見られることを考え合わせると、異常とも思われる高さである。

 この傾向は今後、高いところでも5〜6倍に落ち着くものと予測される。
人気の理由  この人気の要因は、一つは「高校入試で苦労しなくても済む」ということや「効率のよいカリキュラムで大学受験に備えられる」ということにあるようだが、これらは私立の一貫校の場合も同様である。もう一つは、前半は義務教育期間であるため無償になるなど「経費があまりかからない」ということにも求められるが、私立との掛け持ち組が少なからずいることを考えると、決定的な要因とは言い難い。

 三つ目に考えられるのは、「ゆとりのある生活の中で大学受験に備えられる」ということである。まだ少し先のことであるにせよ、誰にも大学受験が学校生活の前提になっている。しかし、受験一辺倒の、ぎすぎすした生活にはしたくないのである。「部活や趣味も適当に楽しんで、大学進学を前提に必要な勉強をする」というところに、最たる要因が見出される。
生徒の実情  もちろん、進路の選択は小学生段階では親の判断によるが、このような心身のバランスのとれた生活に親子とも進路の理想を見出しているようである。いわば、「よく遊び、よく学び」である。
 事実、都立小石川中に合格の宗晃くんは発明学会賞を受けるほどの発明好きであり、また、同じく海くんはサッカーを続けながらジュニアオーケストラでチェロを弾いてもいる。

 同様に、現在全国各地で公立一貫校を目差している諸君には、部活や学校行事に積極的に参加したり、地域で野球やサッカーに取り組んだりしている生徒が多い。
 県立広島中に合格のS子さんは生徒会活動に積極的に取り組むとともに、市周辺地区の楽唱コンクールやバスケットボール大会でチームを優勝に導く活躍ぶりであった。
父母の懸念  理想の生活を目差す一方で、「こんなことで、大学入試への備えは大丈夫か」という懸念は当然もたれる。これについては、今後の結果に待たなければならないが、成果を東大や早慶の合格者の有無で見るなら、宮崎県の五ヶ瀬中等教育学校のように、発足早々に結果を出しているところもある。
大学の変容  ただ、ここで考えておかなければならないのは、大学自体が変わってきていることである。
 慶応大学で始まったAO入試が東北大学や九州大学などの国立大学にも広まっており、また、何より大学の頂点に位する東大が地方へ説明会に出かけるなどして、大学が期待する高校生像に変化が見られることである。
(参考記事)

※「東大の変容」については、「世事雑感」の「学力」の項参照。

※ 小学生の進路については「小学生の作文」の「交歓広場」参照。

 期待される生徒像
 敬遠される生徒像
 東大が変われば、これに準じて他の大学も変わる。

 ところで、期待される高校生像とはどういうものか。
 東大を例にとれば、「新しいことや難しいことへの挑戦を避ける」生徒像を裏返せばよいのだが、自ら地方へ説明に出かけていることからすれば、それは「県立高のたくましい生徒」ということになる。

 いずれにしても、首都圏出身者と私立の中高一貫校出身者が敬遠の対象になっているのだが、これには、しかし、多少の注を要する。
 例えば灘や開成の方針やカリキュラムを見れば、必ずしもこれらの学校の生徒が敬遠の対象になっているわけではない。ここでクローズアップされるのが予備校の存在であり、中でも、元凶とも言うべきは「難問集」と宿題の多さである。多くの生徒はこれによって精力を使い果たしていると考えられる。したがって、敬遠されるのは「ハードな作業を課す予備校に通う有名進学校生」ということになる。


※ これに関連して一つ注意しておきたいのは、どの学校でも、東大といえども、入試では70%の得点をすれば合格するということである。それを考えれば、20〜30%の難問にエネルギーを費やす必要のないことは言うまでもない。
 
※ 合格ラインについては、公立中高一貫校においても同様である。適性検査の問題では、たいていの学校は50%が一つの目安になる。(例外的に、10〜20%で合格と考えられる学校もある)。
 入試問題の変転  求める高校生像が変われば、入試の選考方法が変わることは当然予想される。その一つがAO方式の導入であるが、一般入試における顕著な変化は、思考力が重視されるようになっていることである。
 その変化は高校に、また、中学に波及する。これを開成高校の国語の入試問題において見ると、選択肢問題がなくなり、すべて記述式になっていることである。また、都立の進学重点校の自校作成問題を見ても、国語で記述が半分を占めているのはもとより、数学でも証明問題のほか、問題を解く過程を記述させるなどしている。すなわち、記述によって思考力を見ているのである。しかも、そこには特別な知識を要しない。教科書の範囲を出ることはない。
 つまり、入試には「基本知識と思考力」があればよい、ということになる。
 塾・予備校の功罪  塾・予備校は当面の受験には役立つ。しかし、その先の展望は、となると、必ずしもあるとは言えない。例えば、「学力」の項でも述べていることであるが、小学生のころから東大を目指して進学校受験に励んだが、大学の変化にまで目が行き届かなかったために、気がつけば行く手に赤門はなかったということにもなりかねない。

 首都圏の中学受験生は19年度で5万人を超えたと報じられているが、その大半の生徒は週3日の通塾、土日はテスト、他の日は宿題の遂行と、1週間が丸々受験勉強でつぶれているようだ。
 これについては、いろいろ懸念されることがある。集中力の持続と学習の効果、受験勉強で得た知識や技術の将来的な有効性、心身の発達過程での健康な体づくりと情緒の涵養の問題等々…。
 ついでながら、塾内のランクに捉われるあまり、周囲の見えなくなっている親子も少なくないようである。
 公立中高一貫校の内実  公立中高一貫校は、私立の中高一貫校に対抗して生まれたものである。
 平成10年6月、これに関する法案は中央教育審議会の答申に基づき国会決議を経て実施に移された。主旨は「中等教育の一層の多様化を推進し、生徒一人一人の個性をより重視した教育の実現を目指す」となっているが、審議自体は公立高校の劣勢を危惧する校長会の声が基になって行われたものであった。

 また、「中高一貫校がいわゆる『受験エリート校』化することや受験競争の低年齢化を招くことのないよう」となっているが、実施主体の学校が6年間のカリキュラムを組めば、目標は当然大学に向けられる。科学、芸術等の多様な展開は、それを根幹に図られるのである。

 さらに、「入学者の決定に当たっては、学力試験は行わず、面接、実技、推薦、抽選等の方法を組み合わせて行うこと」となっているが、どの学校でも「適性検査」という名の試験が行われ、「作文」が課されているのは周知のとおりである。
 適性検査と作文  適性検査の中に作文の含まれる場合もあるが、ここではひとまず作文を適性検査から切り離して考えることにする。

 適性検査の問題は「教科横断問題」、あるいは「総合学習の問題」とも呼ばれる。市場見学や野外観察などのストーリーに沿って、統計の読解や生態系の推理などの問題が出される。中にはパズルのような問題もあり、問題慣れする必要もあるが、必要な知識は小学校の学習内容で足りるのである。

 ※ 作文については次項の「出題の傾向」以下でくわしく見ていくことにするが、どんな出題も小学6年生めでの学習と経験の範囲を出ることはない。
展 望  このように見てくると、公立中高一貫校入試で必要なのは「基本知識と思考力」だと言える。これは現在の入試の流れとも軌を一にする。
 生徒諸君は学校の勉強をしっかりやっていさえすれば、心置きなく部活や学校行事、地域活動に積極的に参加していてよいのである。
 
 ※ それらの活動が作文に表れると、好感をもって迎えられる。

 スポーツを楽しみ、勉強もしっかりやる諸君!
 作文道場はそういう諸君を全面的に応援する。
 

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 出題の傾向(問題のパターンと出題校)

   問題のパターンはおおよそ次の6つに分けられる。 
(年度によって若干の違いの見られる学校もある)

問題のパターン 出題校
1.課題だけの問題  秋田県立中共通、宮城・仙台二華中、仙台市立青陵中、
 東京・桜修館中、
 静岡・浜松西高付属中、新潟県立中共通、新潟市立高志中、石川・金沢錦丘中、
 京都・市立西京高付属中、大阪・市立咲くやこの花中、兵庫・芦屋国際中、和歌山・桐蔭中、
 香川・高松北中、同・高瀬のぞみが丘中、愛媛県立中共通、高知・安芸中、同・高知南中、徳島県立中共通、
 福岡県立中共通、長崎県立中共通、沖縄県立与勝緑ヶ丘中

補足1参照。
2.文章読解を伴う問題  青森・三本木高附属中、岩手・一関第一高附属中、宮城・古川黎明中、
 群馬・中央中、埼玉・伊奈学園中、同・市立浦和中、千葉・市立稲毛高附属中、神奈川県立中共通、同・横浜市立南高附属中、
 東京・小石川中、同・白鴎高附属中、同・両国高付属中、同・武蔵高付属中、同・立川国際中、同・大泉高附属中、同・南多摩中、同・三鷹中、同・富士高附属中、同・千代田区立九段中、同・東京大学附属中
 静岡・清水南高付属中、同・浜松西高付属中、沼津市立沼津高付属中、山梨・北杜市立甲陵中、長野・屋代高附属中、
 滋賀県立中共通、京都・洛北高付属中、同・園部高付属中、京都市立西京高付属中、兵庫・県立大付属中、和歌山・桐蔭中、同・向陽中、同・古佐田丘中、同・田辺中、同・日高高付属中、
 岡山・倉敷天城中、同・操山中、同・大安寺中、広島・福山市立中、山口県立中共通、
 香川・高松北中、同・高瀬のぞみが丘中、高知・高知南中、同・中村中、
 熊本・宇土中、宮崎・五ヶ瀬中、同・宮崎西高付属中、同・都城泉ヶ丘高附属中、鹿児島市立玉龍中

補足2参照。
3.絵や写真を見て答える問題  群馬・太田市立中
 東京・桜修館中、同・白鴎高付属中、同・千代田区立九段中、
 大阪・市立咲くやこの花中、和歌山・桐蔭中、同・田辺中、
 岡山・倉敷天城中、広島・広島中、同・福山市立福山中、
 徳島県立中共通、高知・安芸中、
 佐賀県立中共通、熊本・八代中、

補足3参照。 
4.統計資料を読み取る問題  秋田県立中共通、秋田・市立御所野中、
 茨城・並木中、栃木県立中共通、埼玉・伊奈学園中、 
 東京・学芸大学附属国際中、
 新潟県立中共通、静岡・沼津市立沼津高付属中、
 兵庫・芦屋国際中、和歌山・向陽中、同・田辺中、
 広島・広島中、同・市立安佐北中、山口県立中共通、
 徳島県立中共通、

補足4参照。
5.放送を聞いて答える問題  福島・会津学鳳中、千葉・千葉中、
 東京・両国高付属中、
 静岡・沼津市立沼津高付属中、
 京都・市立西京高付属中、
 岡山・操山中、広島・市立安佐北中、
 佐賀県立中共通、大分・豊府中、宮崎・五ヶ瀬中、

補足2参照。
6.複合問題  青森・三本木高附属中、
 秋田県立中共通、秋田・市立御所野中、
 埼玉・伊奈学園中、埼玉・市立浦和中、
 東京・立川国際中、
 熊本県立中共通、鹿児島・市立玉竜中

補足5参照。
○ 補足:文章の種類等 補足1
 課題には「『はげまし』について」、『友だちから学んだこと』「『未来の学校』について」等の短いものから、次のような、ある程度の長さのものまである。

 「現在、地球上には多くの環境問題があります。そのうち、空気中の二酸化炭素の量が多くなると、地球の温暖化が進み、地球の平均気温は1990年から2000年の間に1.4〜5.8度上昇し、世界の様々な場所で、さまざまな影響が起こるといわれています。
 あなたが小学校で学んだことやあなたが体験したことなどをもとにして、『ストップ温暖化』というテーマであなたの考えを自由に書いてください」。

補足2
 文章の種類は、小説・物語、随筆、説明文、論説文、詩など、多岐にわたる。
 放送による問題でも、このような、いろいろな文章が使われている。

補足3
 絵や写真による問題では、昔の遊びや習俗の絵、環境・公害関係の写真が散見される。

補足4
 統計資料の主なものは環境関連、高齢社会関連、生活習慣関連のものである。

補足5
 複合問題には、文章と統計、放送と統計、会話文と統計、絵と手紙、絵と紀行文等の組み合わせのものがある。

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 演習プログラムの資料

   ☆プログラムは個別に作成します。

これまでに出題された課題を、下表のように、おおよそ
学校系、人生系、社会系、科学系、言語系、国際系、その他の
7つの系統に分類し、
この中から、志願校の傾向を考慮してプログラムを作成します。

初めは作文練習を兼ねて、いろいろな体験を書き出し、
できるだけ多くのストックを作っておきます。
入試問題は、当初は月に1〜2題とし、慣れるにつれて増やしていきます。

系統別課題一覧(1) 
学校系 人生系 社会系
 学校生活のルール
 (鹿児島・玉竜)
 努力したこと
 (愛媛共通)
 社会のきまりやマナー
 (福岡共通)(東京・両国)
 学校をよくする活動
 (福岡共通、広島共通)
 自分で自分をほめたい
 (高知・安芸)
 日本の暮らしの特色
 (東京・学芸大国際)
 花壇をきれいに
 (栃木共通)
 くやしい思い
 (滋賀共通)
 仲よく暮らす
 (千葉・千葉)
 あいさつ
 (和歌山・桐蔭、栃木共通)
 失敗は成功のもと
 (京都・園部)
 幸せと社会
 (和歌山・日高)
 はげまし、感謝
 (愛媛共通)
 プラス思考
 (群馬・中央)
 支え合い
 (広島・広島)
 友だち
 (東京・白鴎)
 平凡だが大切なこと
 (群馬・中央)
 ボランティア活動
 (青森・三本木)
 友だちから学んだこと
 (長崎共通、香川・高瀬)
 私の記念日
 (石川・金沢錦丘)
 ふるさとを知ろう
 (秋田共通)(広島・福山)
 友だちへ
 (香川・高松北)
 美しく生きる
 (宮崎・五ヶ瀬)
 地場産野菜とファミレス
 (東京・学芸大国際)
 心を閉ざす人・開く人
 (静岡・清水南)
 生きる時間
 (兵庫県立大付)
 地域の伝統・未来の創造
 (高知・安芸)
10  小学生の意見
 (広島・安佐北)
 自分が光っている時
 (香川・高松北)
 郷土の文化や産業
 (徳島共通)
11  図書室だより
 (広島・安佐北)
 人間のあり方
 (東京・東大附)
 今と昔の生活
 (佐賀共通)
12  小中学生と携帯電話
 (東京・学芸大国際)
 孤独でいること
 (東京・九段)
 水田の役割
 (宮崎西)
13  未来の学校
 (東京・桜修館)
 自分を見直す
 (東京・小石川)
 ゴミ問題
 (沖縄・与勝)
14  6年後の私
 (沖縄・与勝)
 変わる私
 (和歌山・田辺)
 ストップ温暖化
 (新潟共通)
15  中学校生活
 (滋賀共通)
 北島選手の作文
 (群馬・中央)
 エコロジー
 (和歌山・向陽)
16  中学生の1日の過ごし方
 (秋田県立)
 将来の夢
 (和歌山・古佐田丘)
 食生活
 (徳島共通)
17  理想的な対話
 (東京・武蔵)
 将来の職業
 (新潟共通)
 子孫へのプレゼント
 (岡山・操山)
18  学校の勉強の意義
 (静岡・沼津)
 「型」
 (東京・白鴎)
 仮想水
 (宮城・古川黎明)
19  努力と協力
 (東京・白鴎)
 父への手紙
 (静岡・浜松西)
 バイオ燃料
 (秋田共通)
20  学校生活を振り返って
 (沖縄・与勝)
 言葉の贈り物
 (静岡・清水南)
 日本の食糧自給率
 (埼玉・伊奈)
21  お弁当の日
 (秋田・御所野)
 私の後悔
 (岩手・一関)
 日本の工業
 (埼玉・伊奈)
22  思い出づくり
 (茨城共通)
 失敗とあきらめ
 (群馬共通)
 日本人の食の原点
 (千葉・千葉)
23  休憩時間
 (広島・広島)
 {がんばれ!」
 (千葉・稲毛) 
 ごはん
 (東京・桜修館)
24  お辞儀
 (和歌山・古佐田丘)
 働くこと
 (福岡共通)
 つき合い・今と昔
 (東京・小石川)
25  「和」の話
 (和歌山・向陽)
 人とのかかわり
 (新潟・高志)
 コミュニケーション
 (東京・両国)
26  児童会
 (広島・福山)
 長所や特技
 (石川・金沢錦丘)
 くらしとエネルギー
 (新潟・村上)
27  よりよい学校生活
 (徳島共通)
 緒方洪庵の生き方
 (静岡・浜松西)
 家族の在り方
 (静岡・清水南)
28  勉強のしかた
 (熊本・八代)
 無駄
 (京都・洛北)
 家庭の役割分担
 (静岡・沼津)
29  アサーション
 (宮崎・五ヶ瀬)
 夢
 (和歌山・日高)
 世の中の移り変わり
 (京都・西京)
30  学級レク
 (岩手・一関)’10
 自分を成長させたもの
 (鹿児島・玉竜)
 江戸のしぐさ
 (熊本・宇土)
31  音楽発表会
 (宮城・仙台二華)’10
 感動
 (岡山・倉敷天城)
 食生活の変化
 (栃木共通)’10 
32  中学校生活
 (滋賀共通)’10
 出会い
 (愛媛共通)
 調理食品と外食
 (東京・学芸大国際)’10
33  小中学生の読書
 (山口共通)’10
 私の生き方
 (宮崎・五ヶ瀬)’10 
 自然と人間の関係
 (埼玉・浦和)’10
34  挨拶言葉
 (東京・三鷹)’10
 大きな夢・小さな夢
 (宮城・古川黎明)’10
 観光客
 (新潟共通)’10
35  リーダーとしての聞く力
 (埼玉・伊奈)
 心の無駄づかい
 (群馬・伊勢崎)’10
 食べ残し
 (和歌山・田辺)’10
36  学級活動ーあいさつ
 (広島・広島)
 難問の解決法
 (東京・富士)’10
 食生活で大切にしたいこと
 (広島・福山)’10
37  おすすめの本
 (広島・福山)
 やってみろ
 (東京・両国)’10
 昔と今の子どもの遊び
 (徳島共通)’10
38  理解するということ
 (和歌山・向陽) 
 人生の名人
 (和歌山・古佐田丘)’10
 自動車の貨物輸送量
 (広島・安佐北)
39  よりよい人間関係
 (東京・三鷹)
 職業選び
 (和歌山・向陽)’10
 住みよい町
 (岡山・操山)
40  目標達成への努力
 (宮城・古川黎明)
 ゆっくりの時間
 (東京・両国)
 情報の洪水
 (岡山・倉敷天城)
41  よいクラスにするには
 (栃木共通)
 読書から学んだこと
 (岩手・一関)
 コンビニエンスストア
 (東京・学芸大国際)
42  卒業制作
 (東京・三鷹)
 こういう大人になりたい
 (秋田共通)
 郷土学
 (秋田・御所野)
43  委員会活動
 (新潟・高志)
 挫折
 (群馬・中央)
 日本のよさ
 (茨城共通)
44  校内のけがの防止
 (和歌山・古佐田丘)
 寿命という時間
 (千葉・稲毛)
 森林の働き
 (新潟共通)
45  中学校生活への抱負
 (和歌山共通)
 他者と自分
 (東京・武蔵)
 暮らしと電力
 (新潟・津南)
46  学んだ中でよかったこと
 (香川・高松北)
 海人(うみんちゅ)
 (長野・屋代)
 地域活動
 (岡山共通)
47  応援したこと・されたこと
 (愛媛共通)
 働くということ
 (静岡・浜松西)
 支え合い
 (高知・安芸)
48  多数決
 (鹿児島・玉竜)
 素直な心
 (長崎共通)
 年中行事
 (宮崎・五ヶ瀬)
49  学級をよくするために
 (沖縄・与勝)
 宇宙と自分
 (宮崎・宮崎西)
 興味をもったニュース
 (秋田共通)
50  身障者との交流会
 (青森・三本木)
 神様のような人
 (宮崎・泉ヶ丘)
 ファストフィッシュ
 (千葉・稲毛)
51  校内オリエンテーリング
 (岩手・一関)
 学問の目的
 (埼玉・伊奈)
 逆さまの世界地図
 (東京・桜修館)
52  児童会活動
 (栃木共通)
 人として生きる
 (和歌山共通) 
 着物と江戸
 (東京・三鷹)
53  美化委員会委員長
 (群馬・太田)
 リーダーシップ
 (東京・両国、宮崎・五ヶ瀬)
 宇宙とマヤ文明
 (京都・西京)
54  食べ残し
 (埼玉・浦和)
 意義のある時間
 (東京・九段)
 日本の森林
 (和歌山・向陽)
55  周りの人々とのかかわり
 (新潟・高志)
 本との出会い
 (長野・屋代)
 人への接し方
 (岡山・後楽館)
56  中学でのクラスの目標
 (高知・安芸)
 現実を直視する
 (滋賀共通)
 大人になる前に
 (広島・広島)
57  よい学級にするには
 (沖縄・与勝)
 幸福と感謝
 (京都・園部)
 ボランティア活動
 (愛媛共通)
58
 ちがう次元で考える
 (高知・高知南)
 水の輸入
 (東京・学芸大国際)
59
 

60



※ 学校名の後の「’10」は2010年(平成22年)度の課題であることを示し、  
それより上はそれ以前の課題、それより下はそれ以後の課題です。

系統別課題一覧(2)
科学系 言語系 国際系
その他
 理科に関する興味
 (大阪・咲くやこの花)
 言葉づかい
 (東京・両国)
 国際中での6年間
 (兵庫・芦屋国際)
 科学についての考え
 (千葉・稲毛)
 言葉の使い方
 (東京・東大附) 
 知りたい国
 (群馬・中央)
 アサガオの観察
 (滋賀県立)
 大切にしたい言葉
 (福島・会津学鳳)
 世界を知る
 (東京・立川国際)
 デジタルとアナログ
 (東京・桜修館)
 ことわざを使って
 (長崎共通)
 外国からの転校生
 (沖縄・与勝)
 ろうそくの炎と紙
 (滋賀共通)
 ふだんの会話
 (東京・東大附) 
 外国人への思いやり
 (静岡・沼津)
  水のかたち
 (東京・桜修館)
 テレビ会議
 (埼玉・伊奈)
 外来語の使い方
 埼玉・浦和)
 不思議と思うこと
 (宮崎・宮崎西)
 小説のすすめ
 (東京・東大附) 
 バングラデシュの子
 (高知・高知南)
 ものの見方・考え方
 (京都・洛北)
 ことばのもつ力
 (長崎共通)
 もったいない
 (岡山・操山、山口共通)
 からだの中の時計
 (京都・洛北)
 主張のしかた
 (京都・洛北)
 ユニセフ募金
 (茨城共通)
10  ロボット
 (浜松西、高知・中村)
 年齢の数え方
 (東京・両国)
 文化交流
 (東京・白鴎)
11  生命をいとおしむ
 (広島・広島)
 全集を読む
 (東京・東大附)  
 異文化交流
 (岡山・天城)(東京・大泉)
12  生命のカプセル
 (山口共通)
 文字のよさ
 (宮城・仙台青陵)’10 
 書き初め(異文化交流)
 (広島・広島)
13  科学技術と社会
 (和歌山・田辺)
 言葉の乱れ
 (福島・会津学鳳)’10
 日本文化の紹介
 (京都・園部)
14  自然とのかかわり
 (岡山・倉敷天城)
 言葉の役割
 (埼玉・伊奈)’10
 しぐさや作法
 (東京・立川国際)
15  挑戦(雪の結晶)
 (京都・西京)
 道
 (東京・桜修館)’10
 世界の食糧
 (新潟共通)
16  宇宙を目ざす
 (和歌山・向陽)
 書き手と読み手
 (東京・白鴎)’10
 インターネットの利用
 (山口共通)
17  宇宙飛行士のメッセージ
 (広島・福山市立)
 読書について
 (山梨・甲陵)’10
 学級・学年・仲間
 (兵庫・芦屋国際) 
18  図鑑のまちがい
 (宮城・古川黎明)
 凶器にも薬にもなる言葉
 (京都・園部)’10
 アジアの小学生
 (新潟・翔洋) 
19  わが家の発見ノート
 (東京・武蔵)
 言葉の不思議さ恐ろしさ
 (岡山・倉敷天城)’10
 北京市との交流
 (広島・福山)
20  自然と人間とのかかわり
 (東京・小石川)
 言葉の価値
 (東京・東大附)’10
 日本文化の特徴
 (千葉・稲毛)’10
21  昆虫の越冬
 (滋賀共通)’09
 美しい日本語
 (和歌山・日高)
 伝統文化
 (東京・立川国際)’10
22  理科のおもしろさ
 (岡山・操山)
 知者と仁者
 (和歌山・古佐田丘)
 美しく響く言語
 (岡山・操山)
23  「生きる」こと
 (東京・小石川)’10
 楽しいお話
 (和歌山・桐蔭)
 ユニセフの活動
 (埼玉・浦和)
24  子どもの頃の疑問
 (東京・南多摩)’10
一を聞いて十を知る
 (東京・武蔵)
 世界の人々との出会い
 (東京・立川国際)
25  便利さ
 (静岡・浜松西)’10
 言葉の変異
 (東京・白鴎)
 世界の郷土芸能
 (静岡・清水南)
26  地球の輝き
 (滋賀共通)’10
 言葉の不完全さ
 (東京・南多摩)
 多文化共生
 (広島・福山)
27  最適ということ
 (京都・洛北)’10
 肝心の一言
 (東京・東大附)
 幸せの国
 (高知・高知南)
28  科学的好奇心
 (兵庫県立大)’10
 お願いの手紙の書き方
 (青森・三本木) 
 アジアの働く子供たち
 (静岡・清水南)
29  遠心性の思考
 (岡山・大安寺)’10
 灰色の紳士の言葉
 (宮城・青陵)
 韓国修学旅行
 (高知・中村)
30  季節の感覚
 (宮崎・宮崎西)’10
 おかげさまで
 (東京・桜修館)
 外国人観光客のおもてなし
 (東京・学芸大国際)
31  新らしい技術
 (鹿児島・玉竜)’10
 漢文の素読
 (東京・小石川)

32  生き物
 (東京・小石川)’10
 形容詞の性質
 (東京・富士)

33  生き物同士のつながり
 (東京・九段)
 知識と力
 (京都・洛北)

34  科学者の任務
 (京都・洛北)
 「十人十色」
 (沖縄・与勝)

35  ワークショップ
 (京都・園部)
 読むべき本
 (宮城・仙台二華)

その他
36  遠近法の効果
 (東京・大泉)
 分かりやすい文章
 (東京・立川国際)

37  分からないことの解決法
 (東京・小石川)
 今の日本語
 (神奈川・南)
 好きな色
 (福島・会津学鳳)
38  進歩と進化
 (京都・西京)
 読書量
 (新潟共通)
 好きなスポーツ
 (大阪・咲くやこの花)
39  創造的頭脳
 (千葉・千葉)
 読書力
 (鹿児島・玉竜)
 音楽とのかかわり
 (東京・九段)
40  動物と向き合う
 (東京・大泉)
 汗のにおいのする文章
 (岡山共通)
 季節の思い出
 (青森・三本木)
41  生命のすばらしさ
 (東京・三鷹)
 古典を読もう
 (広島・福山)
 遊び
 (静岡・浜松西)
42  好奇心
 (東京・南多摩)
 本当の読書
 (宮崎・宮崎西)
 生き物
 (東京・小石川)
43  便利さ
 (東京・武蔵)
 「なぜ」という言葉
 (宮崎・泉ヶ丘)
 時間の使い方
 (埼玉・浦和)
44  意外な発見
 (東京・九段)

 ステッカーづくり
 (佐賀共通)
45  生態系の変化
 (神奈川・南)

 美しいもの・美しいこと
 (東京・九段)
46  読書のよさ
 (滋賀共通)

 消える雪・積もる雪
 (和歌山・古佐田丘)
47  野生動物との共存
 (京都・園部)

 テレビ番組を作る
 (静岡・浜松西)
48  南極大陸
 (京都・洛北)

 音
 (青森・三本木)
49  チンパンジー
 (京都・西京)

 生活の工夫
 (東京・武蔵)
50  木の声
 (熊本共通)

 自分の好きなところ
 (神奈川共通)
51  かすかなおどろき
 (千葉・千葉)

 自分のしつけ
 (高知・高知南)
52  脳の働き
 (東京・大泉)

 好きな季節と植物
 (東京・九段)’10
53  宝の発見
 (東京・小石川)

 「不思議」
 (和歌山・日高)’10
54  世界のセミ
 (東京・白鴎)

 指揮者の仕事
 (福島・会津学鳳)
55  未来の予想
 (東京・富士)

 リンドウの花
 (静岡・沼津)
56  生物時計
 (東京・南多摩)

 写真と絵
 (広島・広島)
57  ガリレオ
 (滋賀共通)

 生活の中の発見
 (宮城・古川黎明)
58  独創的な能力
 (京都・洛北)

 ノーテレビデー
 (福島・会津学鳳)
59  ゴリラは語る
 (熊本共通)

 二つの目
 (群馬・中央)
60  「分からない」という方法
 (静岡・浜松西)



※ 学校名の後の「’10」は2010年(平成22年)度の課題であることを示し、  
それより上はそれ以前の課題、それより下はそれ以後の課題です。

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 合格答案の書き方

鉄則3か条

1.具体的に書くこと (考えは後にする)。

2.書く前に筋書きを作ること (時間の4分の1をこれに充てる)。

3.問題文をよく読むこと (あわてると、意味を取り違える)。

『必勝のパターン』

 次の型をしっかり身につけよう。

作文は二段構成とする。
前段 体験や出来事 事実
後段 意見や感想 意見

 「何についてどう思うか」をはっきりさせる。
 問題文に「考えを述べなさい」とあっても、考えには根拠や裏付けがないと説得力をもたない。
 そこで、次のことが大切になる。

  事実を踏まえて意見を述べる。
  事実と意見を書き分ける。

 これらのことを考え合わせると、二段構成が最もよいということになる。
ただし、必ずしも二段落で、というわけではない。「二段」の「段」は意味段落と考えて、
前段・後段を、必要に応じていくつかの段落に分けてもよい。

 実際に書くに当たっては次のようにする。
 課題を見たら、それに関連する事柄を自分の経験の中で探す。
書く材料が見つかったら、

  こんなことがあった。それについてこう思う。

という形に整える。

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 問題例 こちら
 答案例 こちら

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 受講案内

講座の概要
指導の方式 ○ 個別指導
   希望校に合わせて1人1人に演習プログラムを作ります。

○ 答案はメールの添付ファイルやファクスによって送受します。
   答案は、到着後1〜3日でお返しします。

 ※ 送信はファクスでもかまいませんが、添削は赤ペンで行う関係で、受信にはなるべくカラープリンターをご用意ください。
受講料 ○ 「会員制」の場合 : 12,000円/月(4回相当)
                入会金 ー 20,000円
   ※ 最初の1か月(4回)を「お試し」にすることもできます(有料)。
     入会金は、継続する場合に次月分といっしょにお納めください。

○ 「回数制」の場合はこちらへ。
   ※ 試験まであまり日数がない場合は回数制がよいでしょう。
お申し込み 下記の「申込書」をご利用ください。
   「会員制」の場合はこちらへ。
   「回数制」の場合はこちらへ。
電話やファクス、郵便でもお受けします。
   電  話 : 042−325−0678
   ファクス : 042−325−0987

申 込 書(会員制)

※「回数制」の場合はこちら
郵便番号
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学年  男  女
電話番号    ファクス番号
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メッセージがあればお書きください。(400字内)

送信が不調の場合はEメールをご利用ください。
上記の各項についてご記入ください。折り返しご連絡いたします。


受講料(回数制)

 一語、一文の課題のみの場合  文章や統計資料の読解を伴う場合
お試しコース(1回) 5,000円 8,000円
必修コース(4回) 16,000円 24,000円
標準コース(8回) 32,000円 45,000円
習熟コース(12回) 45,000円 63,000円

※ 受講料には、書き直しがある場合の再添削料を含みます。
(書き直しがあっても、料金の追加はありません)。


申 込 書 (回数制)

※「会員制}の場合はこちらへ。

郵便番号
おところ
お名前     男  
電話番号   ファクス番号
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希望校 第一            第二
受講回数
メッセージがあればお書きください。(400字内)

送信が不調の場合はEメールをご利用ください。
上記の各項についてご記入ください。折り返しご連絡いたします。


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 合格実績

各年度合格速報 こちら


合格実績
都立 東京都立小石川中等教育学校 (海くん)
                    (宗晃くん)
                    (凛太郎くん)
東京都立武蔵高等学校付属中 (蒼生くん)
                    (SHくん)
                    (耀世くん)
東京都立立川国際中等教育学校 (夏子さん)
                      (良洋くん)
                      (和泉さん)
                      (倖さん)
                (実柊くん)(佳くん)
東京都立三鷹中等教育学校 (拓馬くん)
                   (悠馬くん)
東京都立桜修館中等教育学校(千夏さん)
東京都立南多摩中等教育学校(直樹くん)
県立 千葉県立東葛飾中(綾香さん)
茨城県立並木中等教育学校 (純平くん)
宮城県仙台二華中学校(成生くん)
兵庫県立芦屋国際中等教育学校(桃歌さん)
                     (千野さん)
                     (満生さん)
兵庫県立大学附属中等教育学校(さくらさん)
和歌山県立田辺中学校(慎くん)
広島県立広島中学校 (STさん)
徳島県立富岡東中学校(ほのかさん、愛梨さん)
福岡県立育徳館中学校 (史乃さん)
宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(伶奈さん)
沖縄県立余勝緑が丘中学校(EIさん)
                 同(紀一くん)
市立 大阪市立咲くやこの花中学校 (小晴さん)
仙台市立仙台青陵中等教育学校 (YKくん)
山梨県北杜市立甲陵中学校(木南くん)
                  (凜さん)
                  (蒼空くん)
                  (楓さん)
千葉市立稲毛高等学校附属中(克くん)
岡山市立岡山後楽館中学校(章仁くん)
国立 東京大学附属中等教育学校 (三鈴さん)
                 同 (洸太くん)
東京学芸大学附属国際中等教育学校 (華凛さん)
                     同 (ひなのさん)
                     同 (陶子さん)
                     同 (孟之進くん)
                     同 (和泉さん)
山梨大学教育人間科学部附属中学校(留菜さん)
                        (楓さん)

朗 報(「道場日記抄」より)

Feb.1 '09 < 立春 > (号外)

 暦の上の立春にはまだ3日ほどあるが、道場には一足、二足早く春が訪れている。
 今日は午後の3時ごろであったか、かすれ声で電話が入った。「受かりました」と聞き取れる。そうであれば、これは大阪の小晴さんだ。大阪市立の「咲くやこの花中」というユニークな名前の学校を受けている。大阪府では唯一の公立中高一貫校で、2年目になる。

 10.4倍という高倍率であったから、結果を聞くまでは安心できない。お母さんによれば、風邪で熱も高いから代わりに見てきてあげると言ったが、どうしても自分で見て来たいと言って出かけたのだという。予測がつかなかっただけに、この知らせには安堵感もひとしおであった。

 続いて夕方には亜矢子さんのお母さんから、明星学園中学校(東京)に無事合格しましたと電話が入る。この学校は「つづりかた」で知られる。お兄ちゃんの啓介くんが行っていて、とても充実した毎日を過ごしているので、迷いなくここに決めたということだった。(啓介くんは「理科作文」に登場している)。
 亜矢子さんは「乗馬」に凝っていて、直前まで週に1度は馬の催しに出かけていたが、過去問の出来がよかったので、こちらのほうは風邪でも引かない限りはだいじょうぶと、安心していられた。

 今日で中学入試のほうは一段落したわけだが、その4日前の先月28日には茨城の純平くんから県立並木中等教育学校に、また、18日には仙台のYくんから市立仙台青陵中等教育学校に、福岡の史乃さんから県立育徳館中学校に合格したと、それぞれ朗報がもたらされた。
 史乃さんからの知らせにはこんなメールが添えられていた。

作文道場 先生へ
  先生のおかげで、合格できました。
 これからも、先生のアドバイスを思い出して、油断せずに一生懸命がんばります。また、先生の力を借りることがあると思いますので、そのときはよろしくお願いします。
 本当にありがとうございました。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  福岡県豊前市
  戸成 史乃(となり ふみの)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 史乃さんも小春さんも、それに、純平くんもYくんも明るく元気のよい作文を書いた。高い評価を受けるであろう答案なので、いずれ「答案例」として紹介する予定である。純平くんは既に「スポーツ作文」に『なわとび大会』で登場している。
 史乃さんにはまた「修学旅行三部作」と呼ぶべき大作がある。「吉野ヶ里遺跡」「長崎平和公園」「グラバー園」のそれぞれについて、「鳥観図」の手法を用いて書いてある。「盛り沢山の内容を、どうすれば分かりやすく書くことができるか」、そんな場合の大いなる参考になると思われるので、これもページを改めて紹介したい。こちらへ。


Feb.4 '07 < 立春・迎春 >

 今日は立春。
 折しも、朗報が届く。中高一貫校入試でSさんが県立広島中に合格した。立春!「この子を採らなきゃ、学校は損をする」というふうな生徒がいる。Sさんはそのような生徒の一人である。学校にとっても春だろう。迎春!

 続報:華凛さんから次のファクスが入る。東京学芸大学附属国際中等教育学校に合格(Feb.7)。


 作文道場の先生へ

 学芸大附属に合格しました。
 長かった受験がやっと終わりました。
 学芸大附属が第一志望校なので、ここに入学したいと思います。
 毎回作文の添削ありがとうございました。
 日本語作文の課題は「一番大切にしているもの。また、大切にしている理由」でした。
 今まで練習していたので、課題を読んですぐに書き始めることができました。
 今はうれしい気持ちでいっぱいです。先生、どうもありがとうございました。

 この学校は学芸大附大泉校を改編して今春開校する。華凛さんは長くドイツに住んでいたのでドイツ語でも受けたのだが、5.3倍の難関を突破した。


Feb.5 '06 < 立 春 >

 春の訪れは、道場では朗報によってもたらされる。

〔追記〕
 9日、宗晃くん、小石川中等教育学校(都立中高一貫校)合格。宗晃くんは「社会科作文」に『鑑真記念館』で登場している。「理科作文」にも登場の予定である。
 続いて10日、同じく小石川中等教育学校に海(かい)くん合格。海くんは「読書感想文」で、KTの名で『DIVE!!』を書いている。


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菜の花と桜

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